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<石巻―酒田道路>沿線関係者「復興に弾み」

 宮城県石巻市と山形県酒田市を地域高規格道路で結ぶ「みちのくウエストライン」構想で、石巻市の区間の調査着手が国の新年度事業に盛り込まれた1日、沿線の関係者は「復興に弾みがつく」「災害対応に役立つ」などと実現への一歩を歓迎した。
 石巻商工会議所の浅野亨会頭は「ようやくスタートラインに立てた。復興に向けて弾みがつく」と喜んだ。東日本大震災から5年が経過し、復興はこれからが正念場。「どういう街づくりをするかボールを投げられている。気合を入れ直したい」と気を引き締めた。
 横断軸構想は東北の太平洋側と日本海側を最短距離で結ぶ。宮城側の石巻、大崎両市に加え、山形側の新庄、酒田両市が連携し、2000年度から国などに整備を働き掛けてきた。
 両県を結ぶ国道47号などは幅が狭く、積雪などで通行止めになるケースも多い。大崎市の伊藤康志市長は「横軸が重要な役割を果たすというのは大震災の教訓だ」と述べ、災害に備えた広域支援体制の基盤強化に期待を寄せた。
 酒田市の丸山至市長は「沿線の皆さんと続けてきた要望活動がひとまず実り、ほっとした。産業振興や交流人口の増加に結びつくよう、一日も早い全面開通を望む」と語った。


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2016年04月02日土曜日


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