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炭焼き窯復活 登米・東和の原風景再び

炭焼き窯の前で、餅をまいて完成を祝う住民たち

 登米市東和町の鱒渕地区に3日、炭焼き窯が完成した。約半世紀前まで盛んだった炭焼きを復活させようと、地区住民らが力を合わせて作った。
 窯の中は2メートル四方ほどの広さで、クヌギなどを一度に約300キロ焼くことが可能な容量。約1週間焼き続けて炭が完成するという。
 住民と、東日本大震災後に鱒渕地区に一時避難した南三陸町民、地区で林業に取り組むNPO法人「ワーカーズコープ」林業チームらで組織する「ニュー鱒渕ふるさと会」が製作した。
 現地で完成式があり、ふるさと会の会員ら約70人が集まった。炭焼き作業の安全を祈願する神事の後、餅をまいて祝った。
 ふるさと会の小野寺寛一代表(73)は「窯から煙が上れば、鱒渕の原風景の復活だ。人々に心にほのぼのとした灯がともり、地域活性化になるだろう」と喜んだ。


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2016年04月04日月曜日


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