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絵のぼり 出陣待つ 被災工房で制作最盛期

勇壮な絵柄が丹念に描かれる「絵のぼり」=2日、いわき市

 5月の端午の節句に向け、いわき市で「絵のぼり」作りが最盛期を迎えている。武者などをあしらったのぼり旗で、江戸時代から続く縁起物。男児の健やかな成長を願い、庭先や屋内に飾られる。
 制作しているのは絵師の吉田博之さん(37)。東日本大震災で被災した工房を修復し、作業を続ける。「こんな時だからこそ伝統を絶やさず、祝い事を広めたい」と筆を執る。
 長さ4.5メートル、幅0.7メートルの木綿の布に顔料で色鮮やかな絵柄を描く。1枚を作るのに2週間ほどかかる。今月末までに勇壮な「八幡太郎義家」や「鍾馗(しょうき)」「鯉(こい)に金太郎」などが仕上げられる。(写真部・庄子徳通)


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2016年04月03日日曜日


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