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国際認証取得 南三陸の漁業・林業積極発信へ

取得した国際認証を掲げる南三陸町の林業と漁業の関係者

 宮城県南三陸町のカキ生産者と森林所有者が環境に配慮した取り組みに与えられる国際認証をそれぞれ取得したことを受け、両者の代表と町は4日、町内の海と山のつながりや関係性を官民連携で国内外に発信し、まちづくりに生かすプロジェクトを発表した。
 カキ生産者は「海さ、ございん」、森林所有者は「山さ、ございん」と名付けた各プロジェクト実行委員会を結成。山と海の生産者が案内するツアーや、木製チップによるカキの薫製など加工品開発に取り組む。
 国際認証を強みに、2020年東京五輪に向け、競技場整備に使う木材や、選手の食事への町産品の採用も目指す。町役場で記者会見した南三陸森林組合の佐藤久一郎組合長は「優れた南三陸材を積極的に発信していく」、県漁協志津川支所の佐々木憲雄運営委員長は「漁師が自信を持てる海産物をこれからも作っていく」と意気込みを語った。
 同町戸倉のカキ養殖場は3月30日、水産養殖管理協議会(ASC)の国際認証を国内で初取得。町内の森林の一部は昨年10月に森林管理協議会(FSC)の認証を得た。1自治体に海と山の国際認証があるのは世界でも例がないという。


2016年04月05日火曜日


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