福島のニュース

<中間貯蔵>4月中旬 大熊町から搬入

 東京電力福島第1原発事故で発生した福島県内の除染廃棄物を中間貯蔵施設(同県大熊町、双葉町)に運び込む本格輸送で、井上信治環境副大臣は4日、今月中旬を目標に大熊町の除染廃棄物から搬入を始める方針を示した。
 大熊町議会の全員協議会で説明した。具体的な日程は、町の全世帯に通知書を発送し周知してから、町と調整するという。
 井上氏は非公開の会議後の記者会見で「双葉町など他の市町村とも調整を進め、なるべく早く本格輸送を進めたい」と話した。鈴木光一町議会議長は「町民周知の徹底と、高速道路などから見える廃棄物の撤去を要望した上でおおむね了承した」と述べた。
 環境省は2015年度の試験輸送で、約4万5000立方メートルを中間貯蔵施設の一時保管場に搬入。本格輸送で本年度は約3倍の15万立方メートルを運ぶ。大熊町からは最大の1万3500立方メートルを搬入予定だ。
 計画では全体の輸送量は20年度までの5年間で500万〜1250万立方メートル。用地確保が課題で、現時点の契約成約率は約1%にとどまる。


2016年04月05日火曜日


先頭に戻る