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<東京五輪>復興の姿を世界に発信 宮城県方針

 宮城県は、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた取り組み方針を策定した。東日本大震災を「復興五輪」と位置付ける国の方針を受け、被災地の現状を世界に発信し、風化防止への働き掛けを強化する。
 重点項目に「復興発信と震災記憶伝承」を据え、「観光振興と地域経済活性化」「スポーツ振興と健康増進」と合わせた三つの柱を掲げる。
 各国のメディアなどを通じて被災地情報を積極的に提供。20年に最終年を迎える県震災復興計画の仕上げに合わせ、復興した姿を世界に伝えることで支援に対する感謝の気持ちを示す。
 外国人観光客が増加する好機を捉え、多言語表記や公衆無線LAN「WiFi(ワイファイ)」の環境整備など観光サービスの充実も図る。東京電力福島第1原発事故の影響による風評被害の払拭(ふっしょく)に向けた県産品の安全性も積極的にPRする。
 県内のスポーツ振興策として、国際大会で活躍できるジュニア世代の育成を強化。県民の健康意識を高める施策も展開する。三つの柱を推進するため、大会組織委員会や東京都、県内自治体などと連携を図る。
 県は本年度、震災復興・企画総務課内に4人体制の準備チームを置き、東京五輪への対応を強化した。同課は「取り組み目標を共有し、今夏のリオ五輪後に具体的な動きを活発化させたい」と話している。


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2016年04月06日水曜日


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