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<ベガルタ>第3GK、チームの危機救えるか

初出場が見込まれるナビスコ杯に向け、闘志を燃やす石川慧

 仙台はGKの六反と関が相次いで負傷し、序盤戦ながら最大の危機を迎えた。第3GKの石川慧にとってはアピールする絶好の機会。「いつかこの日が来ると信じ、腐らず努力してきた。最少失点で勝利に貢献したい」。入団6季目でサテライトリーグを除くJ1公式戦に初めて臨む23歳の苦労人は、巡ってきた好機で結果を残す決意を見せる。
 5日の実戦形式の練習では、味方に何度も指示を出し、守備の形を入念に確認した。ゴール前のシュートに素早く反応して抑えるなど「調子は良い」と話す。
 出番がなかった昨季の雪辱に燃えていた2月、左脚付け根の肉離れを起こし約6週間離脱。「2人(六反、関)には(練習パートナーになれず)迷惑を掛けた。今度は救う番。2人に『頑張れ』と声を掛けてもらった。もうやるしかない」と眼光を鋭くした。
 「患部に痛みはないが、再発するリスクはある」。復帰明けで、決して万全ではない状態だ。「でも選手は多かれ少なかれ、そういう心配と戦っている」。チームの危機を救うために消極的になるつもりはない。
 「緊張するが、わくわくの方が大きい。(会場の)雰囲気を楽しみながら、持てる力をぶつける」。待望のスポットライトの中で全力を出し切る覚悟だ。
(狭間優作)


2016年04月06日水曜日


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