岩手のニュース

津波全壊…高台移転の新築保育所 園児ら笑顔

高台団地の新しい園舎であった入所式

 東日本大震災で被災した宮古市田老の田老保育所が高台団地に新築され、5日、入所式があった。新入の14人を含む45人の園児と保護者らが参加した。
 新園舎は防災集団移転が進む三王団地に市が建設した。木造平屋で延べ床面積584平方メートル。事業費は約2億6300万円。園庭に滑り台やジャングルジムも整備した。
 式では子どもたちが「春のうた」を披露。名前を一人一人呼ばれると、元気に返事をした。外舘恵子所長は「今日新しい保育所の一歩を踏み出します。みんなと遊ぶのを先生たちも楽しみにしています」とあいさつ。山本正徳市長は「友達と仲良く元気に遊んでください」と語り掛けた。
 田老保育所は、震災遺構「たろう観光ホテル」近くにあった園舎が津波で全壊。地震後に保護者と帰宅した園児2人が犠牲になった。2011年秋から約6キロ北にある仮設住宅団地内の仮設園舎を使用していた。


2016年04月06日水曜日


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