福島のニュース

<全村避難>来年3月帰村 国に要望

 東京電力福島第1原発事故で全村避難が続く福島県飯舘村の菅野典雄村長は5日、帰還困難区域の長泥地区を除いた2017年3月の避難指示解除の実現を国に要望した。住民の帰村に向けた準備宿泊を、長期宿泊の形で7月に開始することも求めた。
 菅野村長が経済産業省を訪れ、高木陽介副大臣に要望書を手渡した。菅野氏は「村として17年3月で(避難指示解除を)お願いしたい」などと要請。高木氏は「住民の思いをしっかり受け止め、早急に検討を進めたい」と応じた。
 福島県内での避難指示解除に向けた準備宿泊はこれまで、期間を3カ月とし、住民の意見を聞いて延長するのが通例で、延長に伴い避難指示解除の時期も延期されていた。菅野氏は「人口も減る中で(解除時期が)延びる形にしたくない」と語り、9カ月間の長期宿泊を経て帰村をスムーズに進めたい考えを示した。


2016年04月06日水曜日


先頭に戻る