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ふくしまスカイパーク拠点に軽飛行機開発へ

生産を目指す軽飛行機の模型

 福島市は5日、同市大笹生の農道空港「ふくしまスカイパーク」を拠点に軽飛行機の開発・生産を目指す自動車部品製造のサード(愛知県豊田市)と地域産業の振興などに関する基本合意書を結んだ。同社は水陸両用機の開発に向けて現地で各種試験を行い、2020年に実験機による初飛行を目指す。
 計画では、16年中に格納庫などをパーク内に整備。19年に実験機を製造し、地上滑走訓練を行う。機体生産は22年に始め、量産化につなげる。
 機体は加速性能に優れた主翼が後方にある「先尾翼型」。単発のプロペラ機で水上でも発着できる4人乗りを想定する。
 同社によると、セスナ機に代表される軽飛行機を製造しているメーカーは国内にない。量産機は富裕層を中心とした個人客らの購入を見込む。同社はモータースポーツ事業なども手掛け、新規事業として軽飛行機の開発を計画している。
 市役所であった締結式で、小林香市長と佐藤勝之社長が合意書に署名。世界で活躍する同市在住のエアレースパイロット室屋義秀さんらが立ち会った。小林市長は「子どもや若者に夢を与えられる事業だ」と期待した。


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2016年04月06日水曜日


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