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キュウリ選果スピードアップ 新設備稼働

稼働した新しいキュウリ選果機

 みやぎ登米農協(宮城県登米市)の新しいキュウリ選果機が完成した。キュウリ専用の選果機を持つのは県内では同農協だけで、関係者は処理能力が向上した新設備に期待した。
 1998年に導入された従来の機械の老朽化により新しい機械が導入された。昨年12月に着工し今年3月下旬に完成。長さや太さが異なる6種のサイズごとに自動で振り分けした後に箱詰めまで行う機械で、従来の6倍となる1日25トンの処理能力がある。総事業費2億7600万円は国の補助を受けた。
 同市の同農協グリンポートで5日、安全祈願祭と起動式が行われ、キュウリ生産者や農協関係者ら約100人が出席した。榊原勇組合長は「50年の歴史を誇る登米のキュウリ生産を次世代に継承するために必要な施設。さらに消費拡大を図っていきたい」とあいさつ。榊原組合長が機械の起動ボタンを押し、出席者はキュウリが機械の上を流れていく様子を見学した。
 登米市のキュウリ生産量は年間約3200トンで、県内トップ。同市出身の漫画家、故石ノ森章太郎さんの有名な漫画のタイトルを使用し、昨年から「サイボーグ009(ぜろぜろきゅうり)」の商品名で、東京や仙台圏に出荷している。今年も今月から11月ごろまで出荷が続く。


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2016年04月07日木曜日


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