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<みやぎ生協>被災者支援 息長く継続

被災者と生協ボランティアが交流するふれあい喫茶=3月7日、仙台市若林区

 みやぎ生協(仙台市)が、東日本大震災の被災者を支援する事業に引き続き力を入れている。被災者と生協ボランティアが交流するサロン活動、被災者の手作り商品のカタログ販売などを展開し、地域に根差したスーパーとして復興を後押しする狙いだ。
 宮城県内4カ所にある生協ボランティアセンターはサロン活動「ふれあい喫茶」を2200回以上開き、参加者は6万人に達した。今も仮設住宅の集会所や生協店舗の集会室など47カ所で月1回程度開催する。
 3月上旬に若林区の仮設住宅集会所で開いたふれあい喫茶では、参加した4人がボランティアの作ったギョーザを食べて交流した。センターの担当者は「仮設住宅を出た人の中には一日中誰とも話さない人がいる。知っている人がいる安心感が大切だ」と強調する。
 仮設住宅などで製作された雑貨を掲載する「復興応援 手作り商品カタログ」の発行は、被災者の生活再建や生きがいづくりの支援が目的。1月に第8弾を出し、累計の販売額は1600万円を超える。
 広報担当者は「当初は被災地支援で購入するケースが多かった。今は気に入った商品を繰り返し買う人が増えている」と言う。
 泉区の生協本部敷地内の「東日本大震災学習・資料室」も3月にリニューアルした。13年の開設以来、来場者は5000人を突破。震災の前後を比較した被災地の写真や、被災店舗の店長らの思いを紹介するパネルなどを新たに掲示し、震災の風化防止に一役買う。


2016年04月07日木曜日


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