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<競泳日本選手権>小関、優勝も派遣記録の壁

男子100メートル平泳ぎ決勝 力泳する小関

 競泳のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた第2日は5日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子100メートル平泳ぎ決勝で北島康介(日本コカ・コーラ)は59秒93の2位に終わり、5大会連続の五輪代表は200メートル平泳ぎに持ち越した。59秒66で優勝した小関也朱篤(ミキハウス、山形・羽黒高−日体大出)も日本水連の派遣標準記録を切れなかった。
 電光掲示板をじっと見詰める姿が切なかった。男子100メートル平泳ぎ決勝で優勝した小関は派遣標準に0秒03届かず、初の五輪代表内定を勝ち取れなかった。テレビのインタビューでしばらく沈黙し「めっちゃ悔しい。何と言葉にしたらいいか分からない」。気持ちの整理がつかなかった。
 最後まで違和感を拭えなかった。前日の準決勝で「微妙な感じ。(いい記録が)もうちょっと出ているかな」と不満をもらした通り、思った以上にタイムが出ない。188センチの長身を生かしたダイナミックなフォームと力強いキックが推進力にならず、目標の58秒台には及ばなかった。
 直前のスペインでの合宿で充実した練習をこなし「かなり追い込めた」はずだった。帰国後に「調子が上がり、体の切れも出てきた」というが、肝心の本番で力を発揮できなかった。
 残るチャンスは「世界記録を目指す」と公言した200メートルのみ。「このままでは終われない。爆発します」。その言葉を信じるしかない。(剣持雄治)


2016年04月06日水曜日


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