広域のニュース

<吾妻山>火山活動に備え避難誘導訓練

 山形、福島両県にまたがる吾妻山(吾妻連峰)の火山活動の活発化に備える避難誘導訓練が6日、吾妻小富士山頂に近い福島県側の浄土平であり、観光施設や福島県の関係者ら約120人が登山者の下山手順などを確かめた。
 冬季閉鎖中の磐梯吾妻スカイラインの8日開通を控え、両県などによる吾妻山防災協議会が実施。噴火警戒レベルが現在の2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げられたと想定した。
 参加者は役割分担などを確認後、携帯メールや拡声器で情報を周知し、バスや乗用車など計13台で下山した。上空からはヘリ2機で避難を訴えた。
 福島県災害対策課の鈴木秀明課長は「避難の周知方法といった課題への対応をさらに検討していきたい」と話した。
 吾妻山は2014年12月、警戒レベルが2に引き上げられ、大穴火口付近の半径500メートルが立ち入り規制となった。
 ことし3月下旬から火山性地震が増加傾向で、今月に入ってから6日午後5時までに計152回観測。仙台管区気象台は「小規模な噴火が発生する可能性がある」とし、噴石などへの注意を呼び掛けている。


2016年04月07日木曜日


先頭に戻る