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<栗原スポーツパーク>賛否5月に住民調査

 宮城県栗原市のスポーツパーク計画を巡り、佐藤勇市長は7日、同市高清水地区であった行政区長会議で、5月にも計画の賛否を問う市民アンケートを行う方針を明らかにした。市内の15歳以上人口の1割に当たる6500人規模で意向を聴き、事業の可否を判断する。
 区長から今後の見通しを問われた佐藤市長は「幅広い層から意見を聴きたい」とアンケートの実施を表明。その上で「7〜8割が反対するなら断念するのが筋だ。しっかりと(今後の区長会議などで)説明を尽くさせてほしい」と述べた。
 市によると、アンケートは5月前半をめどに実施。地域の人口バランスや年代に考慮して配布先を決める。4月中旬に計画の概要を示した素案を全戸配布し、施設の整備方針や概算事業費を改めて周知する。
 高清水地区の賛成派の区長からは「財源の裏付けに不安を抱えている人は多い。丁寧な説明が不可欠だ」との意見があった。佐藤市長は合併特例債の発行などで実質的な市の負担が全事業費の約3分の1(約25億円)になることを強調し「十分対応できる中身だと説明したい」と述べた。
 一方、計画に慎重な市民は取材に「アンケートの公平性をどのように担保するのか疑問だ。『分からない』『どちらでもいい』との回答が多かった場合、市長の『7〜8割の反対』というハードルは極めて低い。白黒はっきりさせるなら住民投票がいい」と述べた。
 計画では、パークは大小アリーナや合宿所などを備える。年度内に基本計画を策定する予定。


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2016年04月08日金曜日


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