宮城のニュース

<議長政活費疑惑>人件費484万円も返還を

 宮城県議会の安部孝議長による政務活動費(政活費)の不正支出疑惑で、仙台市民オンブズマンは7日、安部氏が2009年4月〜15年11月の約6年8カ月間、政活費から支出した人件費計約484万円は違法だとして、村井嘉浩知事に対し、安部氏に全額を返還させるよう監査請求した。一連の疑惑で監査請求は2件目。疑いを持たれた支出は1000万円を超えた。
 オンブズマンの石上雄介弁護士は同日、県庁で記者会見し「政活費の支出基準を軽視している安部氏の姿勢が再び明らかになった」と批判した。
 オンブズマンは2月の公開質問状で、人件費名目で支出された23件(計102万円)を抽出し、政活費を充ててはいけない後援会の集まりに使ったなどと指摘。正当性を主張した安部氏の回答に「到底納得できず、人件費全体の違法性が疑われる」として、人件費名目で支出された全額の返還を求めた。
 安部氏は「監査請求されたことは大変残念。内容を精査し、真摯(しんし)に対応したい」とのコメントを出した。
 オンブズマンは2月、安部氏が09年4月〜15年3月、妻が所有する建物の一室を仙台事務所とし、賃料名目などで政活費約545万円を充てたのは不当だとして監査請求した。監査委員は8日、監査結果を示す。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2016年04月08日金曜日


先頭に戻る