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<楽天>茂木 定位置「モギ」取った

5日のオリックス戦の3回、右前適時打を放つ東北楽天・茂木=京セラドーム(デイリースポーツ提供)

 東北楽天の茂木栄五郎内野手が新人野手として球団史上初の開幕戦先発出場を果たして以来、10試合フル出場を続けている。7日現在で打率2割5分6厘、4打点、2盗塁。持ち味の打撃力に加え、プロ入り後に取り組み始めた遊撃守備も安定し、定位置をつかんだ。
 5日のオリックス戦(京セラドーム)では5打数3安打1打点の活躍でプロ初の猛打賞を記録。二回に右前打で出塁し味方の適時打で先制のホームを踏むと、三回には右前適時打で貴重な追加点を奪った。初めて上ったお立ち台では「必死にやった結果。うれしく思います」と初々しく喜んだ。6日にも二塁打1本を放った。
 天性の打撃センスに加え、新人離れした意識の高さが首脳陣の信頼を得ている。打席では常に「自分のスイングをしっかりできているか」を意識し、結果だけでなく内容を突き詰める。5日の活躍にも「自分の形で強いスイングできていないし、しっくりきていない」とクールに振り返る。
 2月のキャンプから取り組む遊撃守備もめきめきと上達している。茂木自身は「まだまだ慣れない。周りを見ながら、一球一球考えてやっている」と謙遜するが、真喜志康永内野守備走塁コーチは「思った以上の出来。一番(の長所)は打球を怖がっていないこと」と評価する。
 出場10試合で46度の守備機会があり、失策は1度(3月29日、QVCマリンフィールドのロッテ戦)のみ。難易度が高いとされる天然芝のコボスタ宮城では無失策だ。真喜志コーチは「捕球は心配していない。後は経験を重ねて状況に応じた送球を身に付けていけば」と、じっくりと腰を据えた守備指導をしている。
 茂木の奮闘もあり、チームは6勝3敗1分けと好発進している。梨田昌孝監督は「疲れが出てくる時期だけど、(5日に打った)3本をきっかけに上向いてくれれば」と期待を寄せる。(浦響子)


2016年04月08日金曜日


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