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ナガイモを冷凍で気軽に 抗インフル効果PR

袋入りで気軽に味わえる冷凍とろろ

 全国トップレベルの生産量を誇る青森県南地域のナガイモをブランド化しようと、社会的な課題解決を目指すソーシャルビジネスに取り組む企画会社「材(ざい)」(青森県三沢市)が市の支援を受け、無添加の冷凍とろろを商品化した。インフルエンザの予防効果があるとされるナガイモの特性に着目し、健康食品としてもPRする。
 同社は、やませの気候が育む県南産を「やませながいも」と命名。1本丸ごとでは持て余すナガイモを袋分けした冷凍とろろに加工し、3月に販売を始めた。
 特殊な冷凍法で瞬間冷却した。すりおろしてすぐのナガイモを使うため、添加物がなくても変色せず新鮮な真っ白のとろろを味わえる。1袋当たりの量は丼1杯分の80グラムと多めだ。
 ナガイモは弘前大などの研究で、抗インフルエンザ効果があるタンパク質を含むことが確認された。
 同社は1、2月、保育園など周辺3施設の計約350人にナガイモを週3回以上食べてもらう調査を実施。インフルエンザ発症者は前年の約半数の5人にとどまる一方、食べるのをやめた施設で発症が増え、効果が裏付けられたという。
 成分を分析した八戸高専によると、タンパク質は冷凍しても生と同じ活性を保持。三沢産はタンパク質の量や糖度も高かった。
 同社は年間3トンを製造し、約2000万円の売り上げを見込む。浄法寺朝生代表取締役(36)は「サプリメントのように食べてもらえるし、県外への贈答品にもなる。卵かけご飯のように毎日食べるメニューになればいい」と話す。
 価格は12袋2700円。ホームページで購入を受け付けている。連絡先は材0176(51)4544。


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2016年04月08日金曜日


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