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<あこや会館>公の施設休館「どうして」

休館を知らせる張り紙が見える正面玄関前

 山形市松波にある県職員の厚生施設「あこや会館」が3月末に休館したことで、利用者の間に驚きと困惑が広がっている。「信頼が売り物の公の施設が何でそんなことに…」「営業再開は一体いつになるのか」。突然の事態に身内の県職員からも疑問の声が出ている。
 県庁の北西100メートルに位置する会館はオープンから40年近くの間、「県庁の補完施設」として活用されてきた。
 「本庁舎で会議室が足りない場合、会館の部屋を借りて審議会などを開いてきた」と、ある県職員。「そもそも公共施設として適正運営が大前提なのに、何で休館に追い込まれなければならないのか」といぶかる。
 2005年にはプロ野球東北楽天の2軍選手宿舎としても利用された。当時を知る別の県職員は「選手と子どもたちの交流会も開かれ、活気があって地域に貢献している施設だと思っていたのに」と言う。
 会館に県職員が宿泊すると、互助会からの補助もあって素泊まりの場合、1泊3100円で済む。山形市以外の出先機関に勤務する職員が、本庁への出張や研修などで宿泊することも多く、休館が長引けば、職員の福利厚生面でも影響が出そうだ。
 近くの事務所に勤務する男性団体職員は「県の関連施設にこんなことが起きるなんてびっくり。税金を使って建てた会館が、このまま空き家にならないことを願っている」と話した。


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2016年04月08日金曜日


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