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<楢葉町長選>告示 現新が一騎打ち

 任期満了に伴う福島県楢葉町長選が7日告示され、ともに無所属で、再選を目指す現職の松本幸英氏(55)、新人で元副町長の鈴木伸一氏(65)が立候補を届け出た。楢葉町は昨年9月、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が解除された。帰町や復興をどう進めるかが争点となる。
 町役場で届け出を済ませた後、両候補は現在も町民の7割以上が避難するいわき市の選挙事務所で第一声を上げた。
 松本氏は「帰町目標として示した2017年春に向けて課題を一つ一つ解決し、生活環境を整える」と述べ、町政継続を訴えた。
 鈴木氏は「楢葉町はまだ帰れる環境ではない」と主張。「町民の意見を聞き、町民の目線でまちづくりを進める」と支持を求めた。
 4日現在、町に帰還した住民は473人、帰還率は6.4%。全住民が避難した自治体で初めて避難指示が解除され、今後のモデルと位置付けられる復興政策の評価も問われる。
 投票は17日で即日開票される。投票所は楢葉町といわき市、仮設住宅がある福島県会津美里町に設置され、開票作業は原発事故後初めて楢葉町で行う。6日現在の有権者は6184人。

 ◇福島県楢葉町長選立候補者
松本 幸英55 町長    無現
鈴木 伸一65 元副町長  無新


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2016年04月08日金曜日


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