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<楽天>則本踏ん張った 気迫の開幕3連勝

日本ハム戦に先発し、8回2失点で3勝目を挙げた東北楽天の則本(坂本秀明撮影)

 東北楽天がついに今季初の単独首位に立った。則本が白星を手繰り寄せた。それも開幕3連勝を3試合連続2桁奪三振で、という快挙とともに。終盤の則本の熱投に球場は沸いた。
 見せ場は八回。先頭の田中賢を空振りさせて簡単に10個目の三振を奪った。さらに2死から11個目。近藤の内角高めに147キロの直球を投げ、空振り三振に切って取ると、エースはマウンドでほえ、ガッツポーズをした。直後、ベンチで梨田監督が敬意を表すように笑顔で出迎えた。
 四回まで2失点した後、調子が尻上がりとはいえ七回で127球。継投が自然な展開だ。だが、則本は2年連続リーグ最多奪三振投手の本能を見せた。「八回の続投は10個目を狙った自分のわがまま。途中で無理かとも思ったが、七回で9個取ってしまったので、八回もと思った」。気迫がみなぎるのは当然だった。
 梨田監督もエースに全てを託した。「130球過ぎたくらいの方が球が良かった。普通の先発投手なら代えているが、スタミナ、気力がある則本を信頼しきっているから代えなかった」
 周囲に感謝を忘れないのもエースらしいところ。「野手の皆さん、出番を代わってくれた中継ぎの皆さんがいての記録」と強調し、「次は安定した投球で勝利に導く」と誓った。(金野正之)


2016年04月09日土曜日


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