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来春休校の双葉翔陽高 避難先で始業式

始業式で校歌を歌う双葉翔陽高の3年生

 福島県立高の多くで8日、入学式と始業式が行われた。東京電力福島第1原発事故の影響で大熊町からいわき市に避難し、来春休校となる双葉翔陽高では、休校前最後の生徒となる3年生が「達成感のある1年にしたい」と誓った。
 いわき明星大の教室を借りている同校の生徒は3年生12人。始業式で菅野利彦校長は「いよいよ休校前最後の1年。この高校に入ったことを後悔させない。一緒に走り切ろう」と呼び掛けた。交流している熊本県翔陽高の生徒が双葉翔陽高の校歌を合唱したDVDも上映された。
 卒業式は来年3月1日、休校式は同12日に行われる。浪江町からいわき市に避難している生徒会長山田勇樹さん(17)は「支援に恩返しするためにも、達成感と充実感でいっぱいの卒業式を迎えたい」と話した。
 一方、同校など来春休校する双葉郡の県立高5校に代わる形で、広野町に昨春開校したふたば未来学園高には、2期生として136人が入った。
 入学式で丹野純一校長は「変革の担い手となる力を身に付け、未来を創造してほしい」と激励。大熊中出身の遠藤瞭さん(15)が新入生を代表し「グローバルな発想や視野を持てるよう積極的に行動し、古里の未来を開拓する」と誓いの言葉を述べた。


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2016年04月09日土曜日


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