山形のニュース

<メガホン>世代交代

小関也朱篤(右)と肩を組み笑顔で引き揚げる北島康介=東京辰巳国際水泳場

 世代交代を告げるレースに見えた。8日に東京辰巳国際水泳場であった競泳の日本選手権男子200メートル平泳ぎ決勝。24歳の小関也朱篤(ミキハウス、山形・羽黒高−日体大出)が制して初の五輪代表を勝ち取り、33歳の北島康介(日本コカ・コーラ)は5位に沈んだ。
 報道陣と観衆の注目は北島。レース後の取材エリアでは、誰が優勝したのか分からないほど視線を集めたのは北島だった。
 「世代交代になったのでは」との質問に小関は「周りはそう言うが、僕としてはない」と明確に否定した。アテネ、北京と2大会連続で2冠を達成した北島を筆頭に平泳ぎは日本のお家芸。200メートルの世界記録も山口観弘(東洋大)が持つ。小関自身、「五輪で金メダルを取って一人前になったかなと思いたい」と力強く語る。
 北島の一挙手一投足に視線が注がれた今大会。長時間に及んだ北島のテレビインタビューの陰で出番を待っていた小関が少し気の毒だった。(剣持雄治)


2016年04月10日日曜日


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