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<原発事故>ヒメマス漁4年ぶり解禁

4年ぶりに漁が解禁された沼沢湖でヒメマス釣りを楽しむ人々

 東京電力福島第1原発事故の影響で禁漁になっていた福島県金山町の沼沢湖のヒメマス漁が9日、4年ぶりに解禁され、待ちわびた釣りファンが久々の感触を楽しんだ。
 この日は夜明けとともに釣り客が訪れ、陸や舟からヒメマスを釣り上げた。初めて沼沢湖に来たという群馬県館林市の斎藤光男さんさん(63)は「釣り糸を垂らしているだけで楽しい。自然がきれいで気分は最高です」と笑顔で話した。
 近くで民宿を営む五十島富夫さん(83)は「解禁までの4年間は長かった。原発事故前のようにヒメマスの加工品を作って売り出したい」と語った。
 沼沢湖は県内唯一のヒメマス生息湖。原発事故後、ヒメマスから基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超えるセシウムが検出され、県は2012年4月から漁の自粛を要請。14年8月以降、基準値を超える検出はなくなったため、ことし3月に要請を取り下げ、沼沢漁協が5日に解禁を決めた。
 遊漁券は陸が1日2000円、舟が1日5000円で会津地域の釣具店などで販売している。


2016年04月10日日曜日


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