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温泉ほっこり 芽出し作業本格化

廃湯を使った庄内地域伝統の芽出し作業

 山形県鶴岡市の湯田川温泉の廃湯に種もみを浸して発芽させる芽出し作業が本格化している。農家から種もみを預かった鶴岡市農協の催芽場では連日、朝から職員らが作業に追われている。
 藩制時代後期に始まった伝統の作業。種もみを10キロ単位で詰めた袋を、コンクリート水路にためた32度ほどのぬるま湯に12時間浸した後、むしろに包んでさらに12時間蒸らす。大量の種もみをまとめて扱うことで発芽が均一になり、経費も抑えられる。ことしは山形県庄内地域と新潟県村上市から約230トンが持ち込まれる。
 担当者は「農家にとって芽出し作業は春の訪れを意味する。収量、単価ともに良い一年になってほしい」と話していた。作業は今月いっぱい続く。


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2016年04月10日日曜日


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