宮城のニュース

<ドローン>操縦者養成 スクール5月開設

自社飛行場でドローンを操縦する杉山社長

 小型無人機「ドローン」を使った空撮会社「空むすび」(仙台市宮城野区)が、操縦者養成スクールの5月開設に向け、準備を進めている。ドローンは農業や漁業など幅広い分野での活躍が期待されており、杉山健一社長(44)は「技術力のある操縦者の需要が増える」と判断。自社で専用飛行場を持つ強みを生かし、養成事業に乗り出す。
 スクールは、宮城県利府町に所有する約2000平方メートルの練習用飛行場を活用し、初心者から経験者まで幅広く受け入れる。レベルに合ったカリキュラムの提供や、独自の認定制度の構築を目指す。
 同社によると、養成教室は東北にはなく、全国でもほとんど例がないという。
 ドローンは空撮のほか、農薬の散布やカキなどの養殖いかだの見回りといった活用が見込まれ、担い手の高齢化や人手不足の中、作業の効率化が期待される。
 杉山社長は東日本大震災後、約30年にわたるラジコン操縦の経験と知識を生かし、建設会社などから依頼された被災地の空撮をボランティアで引き受けてきた。同社は昨年8月設立。企業のPR映像や建設現場の空撮・編集などの仕事を手掛ける。災害時や観光PRに使いたいという自治体の相談も増えているという。
 米国や中国、東南アジアなどではドローンが多様な分野で導入されている。杉山社長は「日本でも5年後、10年後にはいろんな場面でドローンを飛ばすのが普通になる。需要の増加に備え、安全に操縦できるオペレーターを育成していきたい」と意気込む。


関連ページ: 宮城 経済

2016年04月12日火曜日


先頭に戻る