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<楽天>釜田完全復活 大谷に投げ勝つ

7回日本ハム2死一、二塁、大嶋を二ゴロに打ち取りガッツポーズする東北楽天先発の釜田(坂本秀明撮影)

 息の詰まる投手戦、しかも大谷翔平に投げ勝ち、東北楽天の球団通算700勝を最高の形で飾った。7回無失点で今季初勝利を挙げた釜田佳直は「勝つなら1−0と心して試合に臨んだ。こういう展開になって良かった」と、穏やかな表情で喜びをかみしめた。
 有利なカウントに持ち込み、最速145キロの直球に4種類の変化球を交え的を絞らせなかった。六回まで散発3安打で抑え、打たせて取る投球を続けた。
 一番の見せ場は七回、四球と左前打で陥った無死一、二塁からだ。近藤健介を外角の直球、レアードは内角への変化球で空振り三振に仕留めた。「気持ちで勝つしかない」。続く大嶋匠を二ゴロに打ち取り、嶋基宏とともに右手を突き上げた。
 「負けられない、という気持ちが釜田は大谷より上回っていた」と嶋。昨季2戦2敗を喫した大谷からの白星に、梨田昌孝監督も「大谷から勝てたのは大きい。防御率(0.86)を含め、今は則本よりも状態がいい」と右腕をたたえた。
 開幕から3度先発して21回で自責点2。右肘のけがからの完全復活を印象付ける今季初勝利となったが、釜田は「満足することなく、次に向けて調整したい」と余韻に浸る間もなく次戦を見据えた。(浦響子)


2016年04月12日火曜日


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