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<ベガルタ>3失点完敗 序盤に守備崩壊

仙台−G大阪 前半16分、序盤でG大阪に3点目のゴールを許し、肩を落とす仙台イレブン(鹿野智裕撮影)

 強敵だが4戦勝ちなしと調子を落とすG大阪に、仙台はどこまで迫れるか−。ホーム開幕戦を上回る1万8011人が期待を込めて見守った試合は、序盤に勝負が決まった。「前半10分台までで3失点。それがこの試合の全て」。渡辺監督は肩を落とした。
 遠藤、宇佐美、アデミウソンら名だたる攻撃陣の対策に、指揮官は試合前、「背後を取られないような距離感を意識しよう」と指示した。いきなり相手に激しくぶつかって、守備の裏に抜け出されるのを避けたい。だが、この戦術が「あまりにも先に引き過ぎてしまった」と裏目に出た。
 開始直後から仙台の良さである球際の強さを発揮できず、セカンドボールを奪われた。前半5分、寄せが甘くなったアデミウソンに、長沢へのどんぴしゃりのクロスを送られ失点。先制された後も守備に積極性が出ず、14分、16分と立て続けに失点した。平岡は「寄せの判断をはっきりすべきだった」とうつむいた。
 「前日のミニゲームで(主力組は)控え組にいい動きを許し、監督に活を入れられた」と明かすのは石川直。これでリーグ戦3連敗となっただけに「昨年(4〜5月にかけて)の5連敗は繰り返せない」と語気を強める。主力のMF2人、GK2人を欠く厳しい状況だが、この逆境を力に変えたい。(狭間優作)


2016年04月12日火曜日


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