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<ロッテ>平沢打撃絶好調 1軍へ猛アピール

イースタン・リーグ東北楽天戦で中越えソロを放つロッテ・平沢=10日

 ロッテのドラフト1位新人、平沢大河内野手(仙台育英高出)が2軍で1軍昇格を猛アピールしている。イースタン・リーグの直近4試合で3本塁打と絶好調。成長著しい若武者は「一日も早く1軍に上がりたい」と力を込める。
 10日、宮城県利府町中央公園野球場であった東北楽天戦。八回に中越えソロを放った。ミコライオが投じた138キロの高めのツーシームを振り抜いた。「詰まり気味だった」と言うが、打球はぐんぐんと伸びた。
 遊撃守備でも、中堅に抜けそうなライナーを横っ跳びで取るなど、機敏な動きを見せた。球場のある利府町の隣、多賀城市生まれ。「ビジターなのに大きな歓声をもらい、うれしかった」とはにかんだ。
 最大の持ち味は鋭いスイング。3日の東北楽天戦でレイから初本塁打をマークした。5日、若手による混成チームのフューチャーズ戦(非公式戦)は東北楽天・小野に一発を浴びせた。いずれも左翼方向に打ち返した。「真っすぐに力負けしないことが大事。ボールに逆らわず、素直に打ち返す形ができつつある」と手応えを語る。
 11日現在、打率2割7分1厘。長打率は4割7分9厘とリーグ平均3割3分1厘を大きく上回る。それでも「数字より内容を重視している」と一喜一憂しない。春季キャンプは1軍入りしたが、オープン戦で結果を残せず2軍降格。いまはプロで活躍する土台を築く時期と心得ている。
 能力の高さは折り紙付きだ。山下2軍監督は「打撃も守備も高卒1年目と感じさせない。西岡(現阪神)の入団時と比べても走力以外は勝っている」と、2010年に首位打者となり、その後米大リーグにも在籍した好打者と比較。さらに「そう時間はかからず1軍に戻れるだろう。将来は1番や3番を打つ中心選手になってほしい」と期待を寄せる。(佐藤理史)


2016年04月12日火曜日


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