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<指定廃>一関市長、新ごみ焼却場を優先 

 勝部修一関市長は11日の定例記者会見で、東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物処理のため同市狐禅寺地区への整備を目指す国の仮設焼却施設について「地元の理解が得られていない」と述べ、本年度は市などが構想を持つ新ごみ焼却場の計画を優先させる考えを示した。
 市と岩手県平泉町は老朽化した同地区の一関清掃センターの建て替えを前提に、2021年度に新ごみ焼却場の稼働を目指す。仮設焼却施設とセットで住民に説明してきたが、強い反対で議論が進んでいない。勝部市長は「(新ごみ焼却場を)先に進めたい。(仮設焼却施設の)棚上げではなく説明していく」と語った。
 市長はまた、放射能汚染で空間線量が比較的高いホットスポット除染のため、除染実施計画を17年3月まで1年延長したことを明らかにした。計画延長は4度目。市放射線対策室によると、市内に残る約4000カ所を5月に再調査し、線量が高い場所では住民の協力を得ながら除染を進める。


2016年04月12日火曜日


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