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信号機制御し救急搬送 仙台市消防局運用へ

 仙台市消防局は15日、緊急走行する救急車が優先的に交差点を通過できるよう信号を制御する現場急行支援システム(FAST)の運用を始める。迅速な搬送や交差点での事故防止などの効果を見込む。FAST導入は県内で初めて。
 対象区間は、県道仙台泉線の上杉木町交差点から県道仙台名取線の郡山交番前交差点まで(地図(1))と県道仙台村田線の北四勾当台通交差点から晩翠通交差点まで(地図(2))の総延長7.4キロ。市中心部を通り、東北大病院(青葉区)と市立病院(太白区)を結ぶルートに当たる。
 FASTは道路に設置された通信機が救急車の車載機で位置を把握し、県警交通管制センターに送信する仕組み。センターが進行ルートの青信号の点灯時間を延長したり、赤信号を短縮したりすることで、救急車が現場や医療機関に到着するまでの時間短縮を図る。
 市消防局所有の救急車全32台に車載機があり、県警は対象区間に計56の通信機を設置した。FAST導入で、救急車の減速や加速が減って揺れの少ない走行が可能になり、搬送者の身体の負担軽減につながる効果もある。
 市消防局の阿部和彦救急課長は「他ルートへの追加導入などについて、県警と協議を続けていきたい」と話した。


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2016年04月13日水曜日


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