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ICT企業誘致へ 宮城・丸森町が補助金

 宮城県丸森町は本年度、情報通信技術(ICT)企業の誘致に向け新たな補助制度をつくった。多額の設備投資が不要で、インターネット環境さえあればどこでも業務できるICT企業の特性に着目。交通の便も良いとは言えない県境の過疎の町だが、新制度を呼び水に企業進出を促し、若者の定住や雇用確保につなげたい考えだ。
 補助は、(1)事業所に町内の空き家や空き店舗などを利用(2)町民2人以上を雇用(3)事業を5年以上行う−の三つを満たすことが条件。通信回線使用料と事業所の賃料に対し、月額の4分の1(ともに上限は2万5000円)を3年間補助する。事務機器取得費の4分の1(上限20万円)も支給する。
 町は2010年度に国の補助事業で光ファイバー網を整備し、町内の全域で光回線を利用可能にした。このインフラを活用し今年3月末には、町中心部で観光客が公衆無線LAN「WiFi(ワイファイ)」を使うことができる取り組みも始めた。
 保科郷雄町長は「若者の関心が高いICT関連施策を展開し、夢と期待を持てる地域づくりを進める。待っていても過疎の町に企業はなかなか来ない。こちらから情報発信し、進出を呼び込みたい」と話す。


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2016年04月13日水曜日


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