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<ドローン>学校図書を配達 秋田で実証実験

ドローンが配送した本を受け取った西明寺中の生徒

 小型無人機「ドローン」を使って学校間で図書を運ぶ実証実験が11日、秋田県仙北市であった。図書の配送実験は全国で初めて。ドローンは重さ約1キロの本を、直線距離で1.2キロ離れた学校まで無事運搬した。今後は実験を重ね、運用ノウハウの蓄積を図る。
 実験は、市と国立研究開発法人情報通信研究機構(東京)、ドローン製造のプロドローン(名古屋市)が実施。ドローンは重さ15キロ、プロペラ6基を備えた全天候型で、離着陸以外は自動飛行する。この日は本3冊を機体下部に収納し、同市西木町の西明寺小−西明寺中間を時速18キロで飛び、8分で運んだ。
 実験はドローンの利用拡大を見据えており、同機構が開発した最先端の暗号化技術を用いて、ドローンからの情報漏れを防ぐ対策を施した。
 市には市内12小中学校の図書室をネットワーク化した蔵書検索システムがあるが、蔵書を取り寄せるには教職員らが運ぶ必要があった。門脇光浩市長は「ドローンの可能性を感じた。どの学校にいても市が保有する図書が読める環境を整備したい」と話した。
 同市は国家戦略特区の指定を受け、規制緩和によるドローン関連企業の集積を目指している。


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2016年04月13日水曜日


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