広域のニュース

コープ東北とスーパー 物流共同化で提携へ

業務提携の協議開始を受け、握手を交わすコープ東北の宮本理事長(右から2人目)とよこまちの横町社長

 東北6県の9生協でつくるコープ東北サンネット事業連合(仙台市)とスーパー経営の「よこまち」(青森県八戸市)は12日、業務提携に向け協議を始めると発表した。半年間をめどに仕入れや物流の共同化など具体的な提携内容を協議した上で、最終的に判断する。
 コープ東北が民間のスーパーと業務提携を検討するのは初めて。人口減少など東北地方の流通環境が厳しさを増す中、地域に密着したスーパーと協力し合うことで、互いに生き残りを図りたい考えだ。
 協議事項は、会計システムの開発や運用、備品・消耗品の調達、人材育成・交流、店舗企画、宅配事業などの9項目。分野ごとに検討チームを設け、共同化について話し合う。
 仙台市内のホテルで記者会見したコープ東北の宮本弘理事長は「自前で積極的に出店するのは難しくなっている。連携し大手資本に対抗したい」と強調。よこまちの横町俊明社長は「コープ東北と協力し、八戸地区での事業をさらに充実させたい」と話した。
 コープ東北を構成する9生協は東北6県で113店舗を運営し、2015年3月期の供給高(売上高)は2374億円。青森県内には18店舗あるが、大半が青森、弘前両市周辺で、八戸地域には2店舗しかない。
 よこまちは八戸市で6店舗、三沢市と五戸町で各1店舗展開し、15年5月期の売上高は89億円。


関連ページ: 広域 経済

2016年04月13日水曜日


先頭に戻る