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<楽天>救援の戸村 四球で自滅

 救援投手が精彩を欠く前日と同じような形で東北楽天が接戦を落とした。「同点や1点差で負けている場面で投げる投手がいない」。梨田昌孝監督はブルペンの苦しい台所事情にため息をもらした。打線が反撃を重ね、復帰した松井稼頭央の一発で四回に勝ち越すという願ってもない流れだっただけに、監督はもどかしそうだった。
 4−4の八回を託された2番手は勝ちパターンの福山博之ではなく、10日に昇格したばかりの戸村健次。勝ち越しの流れを呼ぶ投球が期待されたが、制球が定まらなかった。1死二塁から鈴木大地を敬遠し、勝負を選んだ田村龍弘(青森・光星学院高出)には四球。中村にもストライクが1球も入らず、押し出しで決勝点を許した。
 「四球は自分の責任」と戸村は言葉少なだったが、今季初登板でいきなりの勝負どころはやや荷が重かったか。青山浩二やリズが本調子でないため、与田剛投手コーチは「他の投手との兼ね合いで戸村を起用した」と説明したが…。
 「いつも福山と松井裕に頼るわけにはいかない。2人がつぶれてしまうから」。梨田監督も悩みは尽きない表情。「1回でも投げ切ってくれる投手が出てきてほしい」と救援陣に救世主が現れることを願った。(佐々木智也)


2016年04月14日木曜日


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