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<bj仙台>守り機能 波に乗り10連勝中

守備練習でボールを持つ相手を厳しくマークする志村(手前左)=2016年4月13日、仙台市のHALEOドーム

 男子プロバスケットボール、TKbjリーグ東地区2位の仙台がレギュラーシーズン終盤で10連勝中と波に乗る。2月の4連敗後に改善した組織的な守りが機能している。残り2カードの相手は主将志村が「自分たちとほぼ同じ実力」と警戒する6位の福島、3位の秋田とあって、堅守の真価が問われる。
 4連敗中の守りは3点シュートを警戒するあまり、ゴール下に人数をかけられず、得点を許す場面が目立った。各選手がマッチアップ相手に集中し過ぎ、連係が不足していたためで、河内ヘッドコーチ(HC)は「危ない所をみんなで守る動き」をルール化した。
 すると、4連敗後は10連勝し、1試合平均失点は74.8点と、それ以前の80.1点から減少。相手の3点シュート成功率も32.5%から28.9%に下がった。
 チームディフェンスではまず、ゴール下の守りを助けに行く距離を縮めるため、ボールと逆サイドの守備位置を中寄りに変えた。外にパスを回されたら、すぐに戻って3点シュートを防ぎ、間に合わない場合は近くの選手がカバー。練習でシューターをマークし続けるローテーションを繰り返し、動きだしのタイミングを体に染み込ませている。
 瞬発力や体力が要求される日本人ガードの負担が大きい守り方だが、仙台はこのポジションの選手層が厚い。主に先発を務める志村と片岡に加え、ベンチに主力級の柳川、佐藤が控える。出場時間を分散させ、一人一人の負担を減らすことができる。
 河内HCは「日本人選手は1人で相手2人くらいを守る感じ。運動量のある選手ばかりで助かっている」と手応えを語る。
 ただ、10連勝した対戦相手はほとんどが格下で、慢心は禁物だ。佐藤は福島、秋田戦に向け「強いチームと戦うときは(中から外への戻りを)もう一歩詰めないと。もっと厳しく守るという意識が大事」と気を引き締める。(佐藤夏樹)

◇仙台の10連勝と残り試合
3月 5日 A岩手 ○93―85
   6日 A岩手 ○75―73
  12日 H埼玉 ○90―62
  13日 H埼玉 ○81―69
  19日 A横浜 ○89―77
  20日 A横浜 ○80―75
  26日 H青森 ○101―86
  27日 H青森 ○77―75
4月 9日 H群馬 ○88―77
  10日 H群馬 ○74―69
  16日 A福島
  17日 A福島
  23日 H秋田
  24日 H秋田
(注)Hはホーム、Aはアウェー


2016年04月14日木曜日


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