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<原発事故>イノシシ焼却 東北初の専用炉

焼却施設の始動ボタンを押す関係者

 福島県相馬地方で駆除したイノシシの焼却施設が相馬市内に完成した。東京電力福島第1原発事故の影響でイノシシの肉は出荷できない状態が続いており、専用炉で処理の円滑化を図る。年400〜500頭の搬入を見込む。
 駆除したイノシシは各自治体が埋却したり、一般ごみと一緒に燃やしたりしている。東北農政局によると、専用炉の整備は東北で初めてという。
 完成した施設は福島県新地町、相馬市でつくる相馬方部衛生組合が運営する。120キロまで処理できる燃焼炉、20頭を保管する冷凍庫を整備。バグフィルターで放射性物質の飛散を防ぐ。事業費は約1億6000万円。
 現地で3月30日にあった火入れ式には約60人が出席。組合管理者の立谷秀清相馬市長が「処理を安全に進めたい」と述べ、関係者と始動ボタンを押した。


2016年04月14日木曜日


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