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<ベガルタ>野沢好調 総力戦の覚悟

紅白戦で茂木(中央)と激しく競り合う野沢

 負傷者らが相次ぐ仙台で、34歳の野沢が静かに闘志を燃やす。キャンプからFWでの起用が続く攻撃の要は、今季リーグ戦で初先発も見込まれる浦和戦を前に「勝つためにできることをする」と勝利を渇望するチームに貢献するつもりだ。
 2014年途中に鹿島から移籍してから昨季までは攻撃的MFとして、巧みなボールコントロール、精度の高いキックを武器に活躍。これまで以上に攻撃に力を入れるチームで、今季はMFながらリーグ戦、ヤマザキナビスコ・カップ戦ともFWで出場している。
 FWのウイルソン、金園、MFの梁勇基らが姿を見せなかった14日の紅白戦では、主力組の一人として前線でプレー。ゴール前に抜け出した選手に正確なパスを送るなど状態の良さを披露した。
 口数が少ない職人肌の選手。具体的に心掛けるプレーに関して言及しないものの、渡辺監督は「彼からの配球で大きなチャンスがもたらされる。あとは(キッカーを務める)セットプレーは彼の大きな見せ場」と信頼を寄せる。
 チームはリーグ戦3連敗中。現在3位の浦和との一戦を見据え、J1リーグ戦で通算367試合出場、66得点しているベテラン自ら「相手は強いが、誰が出ても勝たないといけない」と総力戦で臨む覚悟を示す。
(加藤伸一)


2016年04月15日金曜日


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