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<日総工産>製造職に派遣前訓練 施設開所

センター内の模擬ラインを視察する関係者

 製造系請負・人材派遣大手の日総工産(横浜市)は15日、自動車関連企業などに派遣されるスタッフが事前研修を受ける職業訓練施設「日総テクニカルセンター東日本」を宮城県栗原市栗駒に開所した。
 工場設備の維持管理全般を学ぶ「自主保全」と、自動車製造現場の安全管理理論を習得する「自動車製造業前教育」の2コースを用意。月計約30人が1日約6時間の講座を3、4日間こなす。資格取得を目指す人が対象の講座もある。
 実習室には、ねじの取り付けや部品組み立てを想定した模擬ラインを設置。実際の職場をイメージすることで生産性の向上や派遣先での定着率向上を図る。
 15日の式典で、同社の清水竜一社長は「日本の物作りを支える人材を育成し、地域活性化に貢献したい」とあいさつ。佐藤勇市長は「地元へのIターン、Uターンを呼び掛ける市にとって大変心強い」と述べた。
 センターは2013年3月に廃校した鳥矢崎(とやさき)小の校舎と敷地を再利用した。1990年建築の鉄筋コンクリート2階で、延べ床面積は約3100平方メートル。トヨタ自動車東日本の宮城大衡工場(大衡村)と岩手工場(岩手県金ケ崎町)のほぼ中間にある。


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2016年04月16日土曜日


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