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<楽天>4連敗 則本沈没

7回3失点で投げ終え、2番手金刃(左)の登板をベンチから見送る東北楽天・則本

 「あの1球だけなのですごく悔しい」。チームの連敗阻止を託された東北楽天の則本は序盤から鬼気迫る投球を見せたが、1球の失投に泣いた。主力に故障者が続出するチームの窮地を救えなかった。その怒りをかみ殺しながら、球場を後にした。
 出だしから威力のある直球で押した。一回に柳田を149キロの外角球で見逃し三振に切るなど、三回まで毎回三者凡退と文句なしの滑り出しだった。
 勝負の分かれ目は四回。二塁後藤の失策で先頭打者の出塁を許し、犠打で1死二塁とされてから、柳田を打ち取ろうと7球を投げた末に四球を与えたことで、どこか隙が生まれたか。続く4番内川に対し初球のフォークボールが甘く入り、3ランを浴びた。じっくり攻めたい場面だったが、嶋は「誰にでもミスはある。それを仕留められただけ」と則本をかばった。
 藤田、岡島に続き今江までけがで欠いた打線は六回以降、相手の小刻みな継投になすすべがなかった。梨田監督は「1発で3失点の展開はきつかった。先に得点できていれば」と苦悶(くもん)の表情を浮かべた。エースでも連敗を止められず、最大4あった貯金を失った。チームは最初の正念場を迎えている。(佐々木智也)


2016年04月16日土曜日


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