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津波被災の消防分署 高台の団地で復興見守る

高台団地に再建された田老分署の完成式

 東日本大震災の津波で全壊し、岩手県宮古市田老の高台団地に移転新築された宮古消防署田老分署の完成式が15日、現地であった。
 防災集団移転が進む三王団地に建設された分署は、延べ床面積約400平方メートル。鉄骨平屋で総事業費は1億6870万円。消防車、救急車、現場指揮車のほか、移動式発電機も備える。職員13人が勤務する。
 式には関係者約70人が出席。宮古地区広域行政組合管理者の山本正徳宮古市長は「災害に的確に対応できる態勢を強化したい」と述べた。出動を知らせる表示板の点灯実演もあった。
 中村光宏分署長は「眼下に広がる復興が進む街を見て、頑張ろうとの思いを新たにした。地域の役に立てるよう訓練を積みたい」と決意を語った。
 田老の市街地にあった旧分署は津波で全壊。避難誘導や水門を確認していた職員3人が犠牲になった。


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2016年04月16日土曜日


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