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精米の放射性物質を全量検査 新工場完成

 全農福島県本部が福島県須賀川市森宿に建設していた精米工場が完成し、落成式が15日、現地であった。東京電力福島第1原発事故による風評被害払拭(ふっしょく)を目指し、精米段階でも放射性物質を全量検査する測定装置を初めて導入した。
 新工場は鉄骨2階、延べ床面積2670平方メートル、年間処理量5667トン。郡山市の旧工場より規模を縮小する一方、衛生管理を強化し、少量多品種に対応した生産ラインを備える。総工費9億500万円のうち、4億5000万円を国の交付金で賄った。
 測定装置は袋詰めしたコメの放射性物質を1袋ずつ検査できる。福島県産米は玄米段階で全量全袋検査をしており、二重チェックで安全安心をアピールする。
 式典で全農福島の猪股孝二本部長は「新工場完成を契機に福島のコメを県内外に積極的に売っていく」とあいさつした。


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2016年04月16日土曜日


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