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<ずんだ>仙台の材料 愛知・刈谷で菓子に

ずんだを使った試作品を手にする仙台、刈谷両商工会議所と東京製菓学校の関係者

 仙台商工会議所と刈谷商工会議所(愛知県刈谷市)、東京製菓学校(東京)は、仙台名物のずんだを使った新商品開発事業に着手した。東北の業者から仕入れたずんだを、刈谷市の食品製造業者が菓子に加工し販売する。東北の復興支援と刈谷市の地域経済活性化を両立させるのが狙い。
 同事業は3月にスタートした。現在、仙台商議所がずんだを供給する製造業者を募集。刈谷商議所は「ずんだ研究会」を設立し、ずんだの特性や商品化の研究を進めている。東京製菓学校はレシピ作りで協力する。大型連休明けにも第1弾の商品を出す予定。
 刈谷商議所は東日本大震災後、被災企業に製造工作機械を貸し出す「遊休機械無償マッチングプロジェクト」を展開してきた。同プロジェクトは3月中旬に終了。代わる被災地支援策として今回の事業を始めた。
 仙台市青葉区の仙台商議所で15日、経過説明会があり、刈谷商議所の鈴木文三郎副会頭は「東北とできた絆をさらに強めたい。刈谷市はものづくりの街。ずんだの商品開発に取り組む」と意欲を見せた。
 東京製菓学校の梶山浩司校長が試作したまんじゅうなど3種類の試食もあり、仙台商議所の間庭洋専務理事は「ずんだの特性を理解して作られている。刈谷市と食の宝庫である東北が手を合わせ、地域活性化につなげたい」と述べた。


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2016年04月16日土曜日


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