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名取市、全街路灯LEDに

 宮城県名取市は本年度、市内全域の防犯灯と街路灯を水銀灯などからLEDに交換する事業に着手する。コストが大幅に抑えられ、消費電力の低減によって二酸化炭素(CO2)の排出も減らせる。市は「次世代の市民が快適に過ごせるよう導入を決めた」と話す。

◎稼働4775基、年内に交換

 市は前年度、市内の防犯灯と街路灯を調査。東日本大震災の津波で沿岸部を中心に190基が流失するなどしていたが、なお4775基が稼働していることが分かった。
 LEDに交換するのは稼働中の灯火。リース会社と10年間契約を結び、取り付けから修繕まで任せる。今後、入札でリース会社を選定し、6月に交換作業を始め12月中に終える計画だ。
 市によると、4775基の年間電気料金は概算で2630万円で、修繕費約900万円を含めると現在の年間経費は約3530万円。LEDにすれば電気料金は980万円に抑えられると試算。リース料に約2000万円を支払ったとしてもコスト低減につながるとみている。
 4775基の使用電力量は現状で年間174万キロワット時だが、LED交換後はこの3割未満に減少。CO2排出量は年間705トン減らせる計算になる。LEDは水銀灯などに比べ明るく発光するため、防犯効果も期待できるという。
 佐々木一十郎市長は「CO2の排出量削減で環境負荷低減になり、快適な街づくりが進むと考えている」と語る。津波で流出するなどした190基は今後、閖上地区の整備事業などに伴い別途付け替える。


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2016年04月17日日曜日


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