福島のニュース

<風評被害>福岡と福島の生協組合員ら交流

モニタリングセンターで説明を受ける参加者

 福岡県のエフコープ生協の組合員らが15日、福島市の農業現場などを回り、東日本大震災からの復興状況や原発事故の風評払拭(ふっしょく)に向けた取り組みを確認した。
 主婦ら16人が参加。ふくしま未来農協のモニタリングセンターでは、職員から「コメや野菜を一つ一つ検査して安全を確認しているので、安心して食べてほしい」と説明を受けた。
 モモ園では生産者が「無袋栽培で糖度が高く、殺虫剤の使用も抑えている」と紹介。一行は原発事故の避難者が暮らす市内の仮設住宅も訪ね、福岡県特産のビワなどを届けた。
 同生協の福島訪問は3年目。毎回参加している北九州市の主婦香月耀子さん(75)は「初めて仮設住宅の人たちと交流した。5年たった今も苦労する姿を見て、人ごとではないと改めて感じた」と語った。
 ふくしま未来農協の菅野孝志組合長は「目にした現状を口コミで広げてもらうことが再生につながる。今後も地域交流を続けたい」と話した。


2016年04月17日日曜日


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