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ヒメマス漁解禁祝う 福島・金山沼沢湖

ヒメマスの稚魚を放流する子どもたち

 東京電力福島第1原発事故の影響で禁漁になっていた福島県金山町の沼沢湖のヒメマス漁が4年ぶりに解禁されたことを祝う記念式典が16日、現地であった。
 長谷川盛雄町長が「漁の解禁は復興に向けた一里塚にすぎない。安全で安心なヒメマスを提供するための対策に取り組みたい」とあいさつ。沼沢漁協の鈴木茂組合長が「風評被害がどうなるかは予測がつかないが、引き続き支援をお願いしたい」と語った。
 子どもたちはヒメマスの稚魚2000匹を放流。試食会もあり、出席者が久しぶりのヒメマスの塩焼きに舌鼓を打った。
 沼沢湖のヒメマスは原発事故後、基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超えるセシウムが検出され、県が2012年4月から漁の自粛を要請。基準を超えない状態が続いたため、今年3月30日に要請を取り下げ、今月9日に漁が解禁された。
 原発事故の風評被害に加え、町唯一の刺し網漁師が高齢で廃業してヒメマスを安定供給できない状況にあるなど、課題は山積している。


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2016年04月17日日曜日


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