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<つばきマラソン>熊本地震 ランナー募金

被災地に役立ててほしいと募金する参加者たち

 大会3日前に発生した熊本地震の被災地を支援しようと、大島小体育館や定期船乗り場では急きょ募金活動が行われた。ランナーたちは東日本大震災を思い起こしながら善意を寄せた。
 募金箱を河北新報社が設置し、正午ごろから支援を呼び掛けた。石巻市向陽町の主婦木村勝子さん(72)は「テレビで見て、人ごととは思えなかった。『頑張ってほしい』と思い、一生懸命走った」と応じた。
 仙台市泉区の団体職員武田光昭さん(56)は「強い余震が続くが、被害がこれ以上広がらないといい」と祈りを込めた。集まった3万1667円は日赤県支部を通じて現地に送る。
 震災後、気仙沼市に派遣された兵庫県明石市職員の福石健一さん(47)は「阪神大震災では、支援のおかげでくじけずに乗り越えられた。熊本にも『共に歩みましょう』とメッセージを送り続けたい」と話した。
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 宮城県気仙沼市の大島で17日開かれた第33回河北新報気仙沼つばきマラソンには、今年も全国各地から多くの市民ランナーが集った。雨の中、沿道や自宅の庭先などから島民が声援を送り、レース後は特産ワカメのみそ汁やマグロのかぶと焼きなどでもてなした。例年同様にさまざまな場面で、ランナーと島民が笑顔で交流を深め合った。会場では熊本地震の被災地支援の輪も広がった。


2016年04月18日月曜日


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