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<つばきマラソン>87歳斉藤さん最高齢者賞

雨の中、ゴールを目指す斉藤さん

 今年の最高齢者賞は、男子70歳以上5キロの部に出場した宮城県気仙沼市の斉藤清さん(87)に贈られた。「完走するだけで精いっぱい」と雨の中のレースに疲れを見せながらも、43分32秒でゴール。「大島架橋(2018年開通予定)が完成したら、橋の上を走って渡りたい」と意欲は衰えない。
 出場は通算21回目で、今回は十数年ぶりの参加だという。最高齢者賞を贈られると知り、「もっと先輩がいると思ったら最年長。びっくりした」と語った。
 学生時代は100メートル走が専門。その後しばらく陸上競技と離れていたが、49歳で長距離を始めた。「仲間と走った後のビールが楽しみだった」と振り返る。
 走ることが何よりの健康法だ。「病気らしい病気はしたことがなく、薬も飲んでいない」。毎朝3キロ走るのを日課にしており「今の楽しみは酒じゃなくて、お茶だけど」と笑った。
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 宮城県気仙沼市の大島で17日開かれた第33回河北新報気仙沼つばきマラソンには、今年も全国各地から多くの市民ランナーが集った。雨の中、沿道や自宅の庭先などから島民が声援を送り、レース後は特産ワカメのみそ汁やマグロのかぶと焼きなどでもてなした。例年同様にさまざまな場面で、ランナーと島民が笑顔で交流を深め合った。会場では熊本地震の被災地支援の輪も広がった。


2016年04月18日月曜日


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