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<楢葉町長選>現職再選 復興実績を評価

松本 幸英氏

 任期満了に伴う福島県楢葉町長選は17日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の松本幸英氏(55)が、無所属新人の元副町長鈴木伸一氏(65)を破り、再選を果たした。
 楢葉町は昨年9月、東京電力福島第1原発事故で全住民が避難した自治体で初めて、避難指示が解除された。帰還者は4日現在で6.4%の473人だが、有権者は安定した道筋で復興を進める選択をした。
 松本氏は復興予算確保など1期目の実績や国、県とのパイプを強調。帰町目標の来年春に向け、支援策や生活環境を整えると力説した。鈴木氏の「解除は時期尚早だった」との批判に対し「解除で動き始めた時計の針、復興を止めるな」と訴え、幅広い支持を得た。
 鈴木氏は「対話最優先の町政」を掲げ、指定廃棄物の最終処分場計画の見直しなどを打ち出したが、票は伸びなかった。
 当日の有権者は6101人。投票率は74.04%で、前回(2012年)を4.17ポイント下回った。


2016年04月18日月曜日


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