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<熊本地震>実習船リレー 救援物資届けたい

りあす丸に支援物資を積み込む宮古水産高の生徒たち

 熊本地震の被災者支援のため、宮古水産高(岩手県宮古市)の漁業実習船「りあす丸」が19日、救援物資を載せて宮古港を出港した。東京港の有明西埠頭(ふとう)で、熊本県立苓洋高(熊本県苓北町)の実習船「熊本丸」に物資を積み替え、リレー輸送で熊本県に届ける。
 運ぶ物資はコメ500キロ、水4600リットル、毛布250枚、ブルーシート110枚、移動式の発電機20台など。岩手県内の高校十数校と宮古市が用意した。宮古水産高の生徒17人らが物資を手際よく船に積み込み、午後6時に出航した。
 東日本大震災の津波で宮古市田老の自宅が流された水産高専攻科漁業科2年の大沢有峻さん(19)は「5年前は全国に支援してもらった。岩手の高校を代表して、それ以上の感謝の思いを届けたい」と話した。
 東京港には21日に到着する予定。引き継いだ熊本丸は25日に三角港(熊本県宇城市)に入る。物資は避難所になっている高校に届けられる。
 実習船による物資輸送は、横浜市で18日にあった全国の水産高校長の会議で熊本県教委から要請があり、岩手県教委が受け入れた。りあす丸は航海実習中だった福島県沖から19日早朝に帰港し、輸送に備えた。


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2016年04月20日水曜日


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